細菌性食中毒の第一位は、8年連続でカンピロバクター食中毒

  市販の国産鶏肉のカンピロバクター汚染率は32〜96%と非常に高くなっています。
 カンピロバクターは30種以上に分類され、人の食中毒に関与するのは、ほとんどがカンピロバクター・ジェジュニとコリの2種類となっています。
 症状で有名なものは、ギラン・バレー症候群(手足の軽いしびれから始まり、歩行困難、呼吸麻痺等の末梢神経麻痺を起します)です。
 原因食品は、鶏肉を材料とした食品が多く、鶏串等の生食や半生での喫食、バーベキューの加熱不十分での事件がよく発生しています。
 加熱には非常に弱いので中心部までしっかり加熱調理を心がけましょう。