市販鶏卵のサルモネラ エンティリティディスの汚染状況は?(国内)

 少し安心か。30,000個に1個だそうです。
 財団法人畜産生物科学安全研究所が行った「国内の市販鶏卵のサルモネラ エンティリティディスの汚染状況調査」が今月号の食品衛生研究に掲載されました。
 これによると、これまで国内の殻付き卵を扱う業界の常識では、3,000個に1個が通説でした。
 私もそう認識していましたが、2010年6月から2011年1月にかけて行って調査で、30,000個に1個という結果だったという報告を食品安全委員会へ提出しました。
 少し安心! がしかし、国内では日に1億個の鶏卵が生産、流通しているとのことで、1日に約3、000個のサルモネラ エンティリティディスに汚染された卵が流通していることになる。
 そう考えると、不安になりますね。
 ですから冷蔵庫に賞味期限が近づいた又少し過ぎた殻付き卵は、しっかり加熱して食べましょう(卵の中心温度75℃以上、を1分間以上)。確実に加熱をお願いします。 我が家の冷蔵庫の殻付き卵を見ると「賞味期限は、13.04.28」となっていました。早く食べよっと!