農林水産省は、『アメリカ産小麦の「遺伝子組換え小麦」の混入の有無の検査を開始した』と発表しました!
農林水産省は、米国において未承認の遺伝子組換え小麦の自生(人為によらず天然に生える)が報告されたために、販売を停止していた米国産小麦(ウエスタン・ホワイト)について、7月3日から検査を開始したと発表しました(検査方法は厚生労働省が開発した当該遺伝子組換え小麦の検査方法を用いる)。
今後は、検査の結果「陰性」となったものから、順次販売を開始するとのことです。
今回の経緯は、米国農務省が5月29日に、米国及び日本において商業栽培が未承認である遺伝子組換え小麦の植物体がオレゴン州の小麦農家の1つのほ場で自生していたことを確認。
当該遺伝子組換え小麦は、米国食品医薬品局(FDA)が食品及び飼料としての安全性は確認しているここと、市場流通は確認されていないが調査中であること等について公表されました。
これを受けて、農林水産省は、年間約300万トンを輸入している米国産小麦の内、オレゴン州産の食糧用小麦(ウエスタン・ホワイト)及び飼料用小麦(ソフト・ホワイト)の販売と入札を、本年5月30日から暫定的に停止しています。
参考:現在安全性が確認され日本への輸入が認められている農産物は1「大豆」、2「とうもろこし」、3「ばれいしょ」、4「なたね」、5「綿実」、6「アルファルファ」、7「甜菜」、8「パパイヤ」の8品目です。記事:的早剛由
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/boeki/130705.html
《今日の社長への心の言葉 5》
強い企業の条件に掲げるのが、「竹の節」だ。飛騨の山奥で雪が積もると、杉の木が割れることがある。
成長が早いため、雪の重みに耐える強さがないのだろう。しかし、「一定の間隔で節がある竹なら、
簡単には折れない」「雪の重みにしなっても、それに耐えることができる。」
(自動車メーカー・スズキの鈴木修会長兼社長がつづる「俺は中小企業のおやじ」より(日本経済新聞出版社))