農林水産省が「平成25年度食品事業者向けの表示適正化技術講座」の開催を発表しました。
農林水産省は、食品製造業者・流通(小売・卸・輸入)業者を対象にした「食品事業者表示適正化技術講座」を全国各地で開催することを発表しました。
この事業に関しては、ここ数年間継続で実施されている事業で、参加費が無料であり具体的に担当官が説明することで、自社の適正表示を作成するにはかなり有効であると思います。奮って参加されてはいかがでしょうか。
内容的には、
1.日本の食品表示制度の概要
2.食品表示の適正化に向けた改善のチェックポイント
3.食品表示の適正な実施に向けた取組の重要性
4.参加者を対象とした効果測定を、講座実施の一定期間後に実施する
となっています。
ただし、自社の最終製品の表示を100点満点にするには、この技術講座への参加だけではムリがあります。農林水産省での当該講座は、JAS法関係の法律説明が主であり、食品衛生法、健康増進法、景品表示法等といった法律の判断をする講座ではありませんので、その部分については自社での努力が必要と思います。しかし、食品表示の根幹を知る上では非常に有効な講座であることは間違いありません。
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kouza.html
(記事:的早剛由)
《今日の社長への心の言葉 10》
大きな目標を立て、それぞれの道で最高峰を目指して努力を重ねて行く。その苦労の中でこそ、自らの秘められた可能性が解き放たれるのだ。(我が恩師の言葉)