小学校給食にたばこの吸い殻が混入!故意か、食材袋に開封跡を発見


 2月28日、3月1日の山陽新聞によると、広島県福山市の小学校3校の給食用の食材に、たばこの吸い殻が混入したことを同市の教育委員会が発表したと報じました。
 市教育委員会の発表では、食材はコロッケ用の蒸し物で、市内の業者から袋詰めされて届き、各小学校で開封して揚げるという工程。発見は児童がコロッケを半分食べたところで、吸い殻を発見したとのこと。児童は大きなショックだったでしょう。
 この学校では、調理員が食材を点検したが外見では解らなかった、とのこと。また、別の小学校では、食材の上に見える状態で吸い殻が並べられていたと記事では紹介している、混入は全体で計5本のこと。
 納入業者によると、事件発覚後、袋を確認したところガムテープを貼る箇所が増えるなど不自然で、封をし直した形跡があったとのこと、袋は業者の加工施設の冷蔵庫で保管していたが、発見前日の2月26日は作業終了後、作業場の裏口の施錠を忘れていたとのこと。
 最近の食品安全の確保の条件では、食品工場内に不審者を入れない対策がどう取られているかなども、商品の取引条件に入れている流通・百貨店そして大手量販店も増加しています。「食品防御」という視点の重要性が更に高まっています。しかしその前に自社内で発生したものでは無いという証明がなされなければなりません。