食品安全の世界は、100−1=0  なのです。

 食品事故(食中毒・食品異物混入・食品表示ミス)の発生は、食品関係企業にとっては致命的な事故です。一つの事故で企業はその存続が危うくなります。
 この食品事故の発生防止の為に重要な点はいくつかありますが、最終的にはその現場で働かれる従業員さん一人ひとりの仕事へのモチベーションの高さで決まります。しかし、99人がモチベーションが高くても、一人の方がその気、衛生管理への意識が不十分であれば、その一人から食中毒を発生させる病原微生物が作業場に持ち込まれてしまいます。また、異物混入の原因となる金属や硬質異物等が持ち込まれてしまいます。これが100−1はゼロの理屈です。
 最後の一人の方へのモチベーションをいかに高めるかに焦点を当てる姿勢がその企業発展のカギとなります。その実現のための教育に弊社も各企業様へお手伝いをさせていただいています。しかし、なかなか難しいのが現実ですが。でも実現させるために知恵を絞ってやっております。