厚生労働省は、6月21日にホットケーキや菓子類などに含まれるアルミニウムの添加物について使用基準を定めて規制する方針を決めました!

 新聞報道によりますと、厚生労働省が21日に、菓子類等に含まれるアルミニウムの添加物(膨張剤のベーキングパウダー)について、使用基準を定めて規制する方針を固めたとのことです。 世界保健機関(WHO)などによる専門家会議は、アルミニュウムを一生摂取し続けても、健康に影響がない1週間の許容量を体重1kg当たり2ミリグラムに定めています。日本国内では水道水には基準はありますが、食品については一部を除きありませんでした。
 食品では、生鮮食品にもアルミは存在しますが、ふくらし粉(ベーキングパウダー)に含まれるミョウバンなどが影響していると見られています。
 厚生労働省は、アルミを含む添加物について、食品安全委員会に評価を求め、食品での上限値を定める方針です。
 アルミニュウムは大量にとり続けると腎臓や握力に障害が起こることが動物実験で確認されています。
 アルツハイマー病との関連も指摘されていますが、現状では厚生労働省は「明確な科学的根拠はない」と判断しています。
(記事:的早剛由)