農林水産省はJAS法に規定する加工食品品質表示基準の「特色ある原材料等表示」違反でメーカーに指示した旨を発表しました。
農林水産省は、株式会社 あじみ屋が、おにぎりについて、「コシヒカリ」以外の品種が混合された精米を使用していたにもかかわらず、「伊賀米コシヒカリ」と表示し、販売していたこと等を確認したことに伴い、本日、株式会社 あじみ屋に対し、JAS法に基づき、表示の是正とあわせて、原因の究明・分析の徹底、再発防止対策の実施等について指示を行いました。
このような表示、「コシヒカリ」を使用しているがその使用割合が100%でない場合は、同一の種類の原材料に占める重量の割合を表示しなければならないこと規定されています。
今回の表示「伊賀米コシヒカリ」としか表示がない場合は、「伊賀米コシヒカリ」100%使用と行政は判断し表示違反であるとの判断になります。
特色ある原材料を使用した旨を表示する食品メーカーは、消費者に不利益を被らせないために細心の注意が必要です。
農水省の指示概要です。
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/130717.html
《今日の社長への心の言葉 13》
成功するまで絶対にあきらめるな(エジソンの言葉)
厚生労働省は、米国産ソフト及びセミソフトタイプのナチュラルチーズにおいて発生したリステリア菌食中毒の取り扱いについて文書を出しました。
厚生労働省医薬品食品局食品安全部監視安全課は、米国において発生したリステリア菌(ソフト及びセミソフトタイプのナチュラルチーズにおいて発生)による食中毒が発生したたため、厚生省の各検疫所長宛に当該製品が輸入届出が出された場合の対応について文書を出しています。(記事:的早剛由)
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/other/2013/dl/130711-01.pdf
リステリア菌情報
http://www.matohaya.jp/biseibutu.htm#name05
《今日の社長への心の言葉 12》
「ひとの行うことは、そのひとに元来そなわっていることだ。」(エマソンの言葉)
大手洋菓子メーカーの企業の差別化講習会の講師をして参りました。
本日、大手洋菓子メーカーの全従業員さん向けの講習会の講師をいたしました。
テーマは「異物混入防止キーワードは「報・連・相」の徹底と、「ビジネスマナー」の更なる向上にあり」として実施。
正従業員さん、パートさん、アルバイトさん合計約400名すべての従業員さんに同じテーマで情報を提供をするというセミナーとなりました(4日間計16回(1回30分))。
経営環境の厳しいこの時代を生き残り、更に発展させる「企業の差別化」として非常に重要な方針のセミナーと感じました。
(記事:的早剛由)
《今日の社長への心の言葉 11》
時の流れは平板ではない。同じ一日でも、十年に匹敵する重みを持つ一日がある。
巡り来た「きょう」という一日を、かけがいのない「宝の時」に。
(我が恩師の言葉)
農林水産省が「平成25年度食品事業者向けの表示適正化技術講座」の開催を発表しました。
農林水産省は、食品製造業者・流通(小売・卸・輸入)業者を対象にした「食品事業者表示適正化技術講座」を全国各地で開催することを発表しました。
この事業に関しては、ここ数年間継続で実施されている事業で、参加費が無料であり具体的に担当官が説明することで、自社の適正表示を作成するにはかなり有効であると思います。奮って参加されてはいかがでしょうか。
内容的には、
1.日本の食品表示制度の概要
2.食品表示の適正化に向けた改善のチェックポイント
3.食品表示の適正な実施に向けた取組の重要性
4.参加者を対象とした効果測定を、講座実施の一定期間後に実施する
となっています。
ただし、自社の最終製品の表示を100点満点にするには、この技術講座への参加だけではムリがあります。農林水産省での当該講座は、JAS法関係の法律説明が主であり、食品衛生法、健康増進法、景品表示法等といった法律の判断をする講座ではありませんので、その部分については自社での努力が必要と思います。しかし、食品表示の根幹を知る上では非常に有効な講座であることは間違いありません。
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kouza.html
(記事:的早剛由)
《今日の社長への心の言葉 10》
大きな目標を立て、それぞれの道で最高峰を目指して努力を重ねて行く。その苦労の中でこそ、自らの秘められた可能性が解き放たれるのだ。(我が恩師の言葉)
WHO(世界保健機関)が発表した「食品をより安全にするための5つの鍵」をご存じでしょうか。
各地で食中毒注意報が発令されています。これからが食中毒に注意する季節になります。再度注意点を確認しておきましょう。
WHOが発表した「食品をより安全にするための5つの鍵」を下記にご紹介します。
1.「清潔に保つ。」
正しい手洗い、まな板・包丁など調理器具の洗浄・消毒、防虫・防ソ(ネズミ駆
除)で、細菌やウイスルなどの微生物を「つけない」こと。
2.「生の食品と加熱済み食品とを分ける」
・異なる食材を分けて取り扱う。
・まな板・包丁は加熱済み食品用など用途別の区分をする。
3.「よく加熱をする。」
・加熱が必要な食品はよく加熱しましょう。
・調理済み食品の良く再加熱を!
4.「安全な温度を保つ。」
・調理済み食品を室温に2時間以上放置しない。
・暖かいものはあたたかい状態で。冷たいのものは冷たい状態(冷却)で。
5.「安全な水と原材料を使用する」
・野菜や果物など生で食べる食材をよく洗いましょう。
・消費期限を過ぎたものは食べないようにしましょう。
※食品をより安全にするための5つの鍵のポスターとマニュアルが下記の「国立医
薬品食品衛生研究所」よりダウンロードができます。
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/5keys/who5key.html
(記事:的早剛由)
《今日の社長への心の言葉 9》
小事が大事だ。1つ1つの相談に素早く対応せよ!真心を尽くせばすべてが発展の要
因になる。(我が恩師の言葉)
厚生労働省は、安全性未承認のタイ産遺伝子組換えパパイヤが日本国内で販売されていたと発表しました。
国立医薬品食品衛生研究所が、ヨーロッパにおいて未承認のタイ産遺伝子組換えパパイヤが検出されたとの報告が複数なされていることを受け、タイ産パパイヤ加工製品(4製品)を国内で購入し、調査を行ったところ、うち1製品(乾燥パパイヤ)について、安全性未審査の遺伝子組換えパパイヤであると認められる結果が得られました。
当該乾燥パパイヤに表示されている加工者を管轄する広島県福山市等が調査を行ったところ、別の輸入者がタイからペットフード用として輸入した乾燥パパイヤを仕入れ、その一部を当該加工者が食用として販売していたことが分かりました。
(注)製品の概要(表示)
①加 工 者:株式会社フード・ネット
(広島県福山市西新涯町2丁目21−45)
②名 称:乾燥野菜
③原材料名:青パパイヤ(タイ産)
【対応状況】
厚生労働省では、国立医薬品食品衛生研究所において当該遺伝子組換えパパイヤの検査法の開発を行い、本日付けで各地方自治体及び検疫所に対して通知するとともに、本日よりタイ産パパイヤに対して輸入時のモニタリング検査を開始することとしました。
また、福山市においては、当該加工者に対し回収命令を行いました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000036bx5.html
(記事:的早剛由)
《今日の社長への心の言葉 8》
挑戦すべきは、人に対してではない、自分自身にだ!、自分の弱さにだ!。
焦らずに自分を磨き、君自身の使命に生き抜くのだ。(我が恩師の言葉)